子供が生まれてから、海外は子供連れでは大変な気がして、海外旅行をあきらめているご家庭は多いのではないでしょうか。
しかし、気をつけるべきことを事前に把握し、対処しておけばその不安も解消されるはずです。そこで今回は、お子さまと海外旅行に行く時の注意点について説明します。
国際線では、1歳児以下は親の膝の上に乗せるだけでOKですが、2歳児以降は1人につき1席分のチケットを購入する必要があります。
飛行機は離陸してから水平飛行になるまでは席を立てないため、1時間前後は座ったままです。そのタイミングで子どもがトイレに行きたくなってもトイレに連れては行けないため、搭乗前にトイレに行かせるようにしましょう。
また、同様に食事も離陸してすぐには出ませんので、搭乗前に済ませるか、何か軽食を機内に持参しましょう。
機内で困るのが、子どもがおとなしくすることに退屈してぐずる事。機内設備の映画などに夢中になればいいですが、それもすぐに飽きてしまう可能性もあります。
そこで、絵本など、子どもが夢中になれるものは機内持ち込みの荷物に入れておきましょう。
到着当日は、子供も親御さんも疲れて観光しにくいことが多いですので、夕方か夜に現地に着く便にするのが良いです。
安いからといって早朝便や深夜便は子供を起こしたり、寝かせたりするのが大変ですので、子供が大きくなるまでは控えたほうがいいでしょう。
子どもはちょっと目を離した隙に好奇心のままフラフラするものです。土地勘のない現地でそのまま迷子になってしまったら、探すのは一苦労。
また、子どもを一人で歩かせただけで罰金となる条例のある国・地域もありますので、子どもから目を離さないように注意することが重要です。
ツアー予約は、代理店の人がいろいろ手配してくれるので便利なのですが、子供連れの場合、急に子供が体調を崩したりなどトラブルが起きやすいもの。そのため、ツアー以外の旅行プランで用意する、ツアーの場合は完全フリープランにするのがオススメです。
理想は、出発前に日本でかかりつけの小児科から薬を一式もらっておくのが良いです。
また、旅先・観光先近くの病院を事前に調べておけば、万が一現地で子どもを病院に連れて行くときにタクシーの人に地図を渡せばスムーズですので、スマホに地図を画像保存するか、印刷して持っていきましょう。