グアムのベストシーズンはいつ? 徹底的に楽園を楽しむコツ
グアムのベストシーズンは乾季、特に1月~4月と言われます。美しいビーチやダイビングやシュノーケルなどのダイナミックなマリンアクティビティを、一番クリアに楽しめる時期です。ただし、グアムはイベントやショッピングなど、アウトドア以外にも楽しみの多い場所。現地での楽しみ方は、ひとつだけではないのです。
1年中リゾート気分を楽しむことができる常夏の島グアム。日本から直行便を利用して約3時間半のグアムは、週末や連休を利用して気軽に楽しめる海外ですが、旅行者にとっては乾季の11月~5月が旅行に最適、というのが定説です。
この時期は台風の心配もわずか、というのも見逃せないポイントです。
実はグアムでは乾季でも雨は降ることはありますが、中でも1月~4月はもっとも降水量が下がる時期。もっとも湿気が少なく快適に過ごせるだけでなく、海の透明度も抜群に高いなど、『南国ビーチリゾート』としてはまさにベストシーズンといえるでしょう。
乾季の海の透明度が特に美しい時期は、ダイビングをするにもベストシーズン。中でもハート形の穴がロマンチックな『ブルーホール』は、ダイバー人気ナンバーワンといわれるおすすめスポットです。
海中の棚の隙間から差し込む光が海の青さを際立たせ、多くのダイバーの感動を呼んでいます。
ビーチのイメージが強いグアムで、海以外の自然を楽しめる場所が『タロフォフォの滝公園』。グアム最大の滝を見られるだけではなく、つり橋やミニトレイルなどでジャングル探検気分を味わうこともできます。
滝の近くでは、太平洋戦争の終結を知らず身を隠していた残留日本兵の横井庄一さんが暮らしていた洞窟『横井ケーブ』も見学できます。
グアムではマリンアクティビティのほかにも、多彩な楽しみがいっぱいです。お祭りやイベント、国際マラソン、音楽フェスティバル、免税店のセール…… 観光もショッピングもせず、高級リゾートのプールでのんびり過ごすだけの旅行でも十分に楽しめること間違いなしです!
例として、穴場としておすすめなのが11月末。雨季から乾季への季節の変わり目で、天候が安定しない日もありますが、日本からの渡航費や宿泊費が比較的安いうえ、ブランドショップのセールなど見逃せないイベントが待っています。
もちろん時期によって旅行プランに制限はあり、例えば台風のシーズン(9月~10月)には飛行機が欠航するリスクもありますが、時期を選べばお得な旅を楽しむチャンスも出てくるわけです。そのためにも、こまめなお天気チェックは欠かせません。
観光客は日本人が7割とも言われることから、グアムの旅行のハイシーズンは年末年始・ゴールデンウィーク・夏休みやお盆の時期。この時期を除けば、比較的リーズナブルに旅行を楽しめるでしょう。
そもそも雨季のシーズンに旅行に行く場合にも、おすすめの観光スポットはあります。
特におすすめは、ミクロネシア海域を泳ぐ天然の魚を間近にできる『フィッシュアイマリンパーク』。日本の技術を使って作られた海中施設で、海上デッキを300m進んだ先にある展望塔の階段を下りると、そこは水深10mの海中世界が広がります。
ガラス越しで360°広がる視界には、サンゴ礁やカクレクマノミ、チョウチョウウオ、イソギンチャクほか鮮やかな海洋生物が悠々と泳ぎ、時間を忘れて夢中になるひとときを楽しめます。
一言でベストシーズンといっても、「こうするべき」というルールはありません。「ベスト」の定義は人それぞれ、せっかくのグアム旅行なのですから、あなたが一番に楽しめるプランを計画しましょう。
グアムにはどういう目的で訪れるのか、行きたいところ、やってみたいこと、譲れないこだわりを思い浮かべてください。自然と、いつグアムを訪れればいいかがわかります。
更新日:2025/05/01