日本から出発する飛行機の中では日本語が通じますが、入国審査では英語をしゃべる必要があります。
英会話といえども、入国審査や税関で使われる英語はさほど複雑なものではなく、事務的な質疑応答がほとんどです。
あらかじめ英会話を知っていると精神的にストレスもなくやりすごせます。入国審査や税関での英会話をご紹介していきましょう。
入国審査は、あらかじめ記入する必要のある入国カードに加えて、パスポートの写真と本人確認をするのみの国もありますが、最低限の英語会話を覚えておけば、スムーズに入ることができます。
大きな空港であれば、1日に多くの旅行者が利用しています。
空港職員もスムーズな出入国のために、しっかりと配慮してくれることも少なくありません。そのため、英語での質疑応答といってもそれほど恐れることはありません。
入国審査では事務的な質問がほとんどとなっています。以下では、入国審査で必ず聞かれる質問とその答えを見ていきましょう。
アメリカに住んでいる友人に会いに行く際、日本からのお土産を持っていく場合もあるでしょう。
その場合は事前に、免税範囲なのか、持ち込んでも良いものなのかを調べておく必要があります。アメリカに関しての規制はジェトロが日本語でまとめたものなどもあり、日本語でも確認することができます。
■日本貿易振興機構(ジェトロ)
https://www.jetro.go.jp/ext_images/jfile/report/07000702/usa_immigration.pdf
税関の英語は「customs」です。空港で荷物を受け取った後、このパネルの方に向かいます。まずはじめに、パスポートと申告書の提示が求められるでしょう。
”Your passport and declaration card please.”
“show me your passport and declaration card please.”
(パスポートと申告書を拝見します。)
その上で、以下のように質問されるかもしれません。
“Do you have anything to declare ?”
(申告するものはありますか?)
“ I only have personal belongings. “
(身の回りのものだけです。)
バックについて、具体的に聞かれた場合は丁寧に答えましょう。
“What’s in it ?”
(中身は何ですか?)
“Gifts (presents) for my friends.”
(友人へのお土産です。)
また、果物や植物などは持ち込みに制限がかかっていることも多いため、以下のような質問をされる場合もあります。
“ Do you have any fruit or plants ?”
(果物、植物はお持ちですか?)
“No, nothing.”
(もっていません。)
課税扱いのものがある場合は、以下のように受け答えしましょう。
“You need to pay duty on this.”
(これは課税扱いになります。)
“Give the declaration card to the officer. ”
(申告書を係官に渡してください。)
“Okay. ”
(わかりました。)
最後に以下のように聞かれて、何もなければ問題ありません。
“Do you have any other baggage ? ”
“ Is there any other baggage ?”
(ほかに荷物はありますか?
“ No that’s all.”
(いいえありません。)