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海外旅行でスマホを使う時の設定と注意

海外でスマホを使う時の注意点

いまや日常生活で便利で手放せないものとなったスマホを海外に持っていくという方はいるかと思いますが、通信の設定をしておかなければそもそも使えなかったり、膨大な通信料を請求されたりすることがあります。
しかし、データ通信を使わないが他の機能は使いたいという方や、現地でもネットに繋げて使いたいという方もいると思います。
そこで今回は、海外でスマホを使用する上での設定方法の注意事項について紹介します。

1.海外でデータ通信を使わない場合

スマホをミュージックプレーヤーやカメラ代わりに使っている方も多いはずです。海外でそのような機能しか使わない場合、スマホの設定画面から機内モードにすれば、一切のデータ通信を行わないので、一切費用がかかりません。

現地でWi-Fiを使用してネットに接続したい場合は次の「2.Wi-Fi環境下で使いたい」を参照ください。

2.Wi-Fi環境下で使いたい

海外では公共のWi-Fi環境が充実しているので、駅や空港などでは通信料をかけずにネットに接続できます。また、モバイルWi-Fiを持ち歩けば必要以上の通信料をかける必要がありません。
設定方法ですが、まず機能設定からモバイルデータ通信をオフにします。これだけでWi-Fiのみの使用にしてくれます。モバイルデータ通信をオフにしないと、勝手に現地の回線に繋がってしまい、高額請求が来る可能性があるので、ちゃんと設定しましょう。

モバイルWi-Fiを使用する場合、日本もしくは現地で借りる必要があります。出国直前に空港で受け取れる場合や、先に郵送してもらう場合など場所によって借り方が変わりますので、持っていく場合には注意しましょう。

3.海外でも日常と同じように使いたい

海外でも日常を同じように使うとなると、それなりの料金がかかります。大手のキャリア(au、docomo、ソフトバンク)ですと、海外向けのパケットサービスが用意されています。料金は1日2,000~3,000円程度です。申し込みの必要はなく、設定を行うだけで簡単に利用ができます。

こちらの設定は、データローミングをONにするだけです。ただ、このままだと、通信事業者から高額請求を受けてしまうので、定額申し込みにすることをオススメします。
各キャリア会社のウェブサイトから海外定額のサイトにアクセスすれば情報がすぐに出てくるので、そちらを参考にしてもらえば簡単に登録ができます。

ここで注意すべきなのが、データローミングの対象事業者を手動、つまり契約した以外の通信回線を使わないようにすることです。これをしておかないと、勝手に他の通信回線を使ってしまうので、間違えないようにしましょう。また、渡航先の国によって、対応していない場合もあるので、事前に調べておくのが重要です。
スマホで設定する場合、専用のアプリがそれぞれありますので事前にダウンロードしてチェックしておきましょう。

4.SIMロック解除の端末の場合もしくは海外用にSIMフリー端末を購入する場合

SIMロック解除した端末やSIMフリーの端末の場合、新しくSIMを挿入すれば海外でも使えます。注意するべきは日本で契約しているSIMの場合、海外では音声通話しか使えません。現地でSIMを借りないと自由に使えませんが、契約内容が不安ですよね。

そんな方にオススメなのは、プリペイドタイプのSIMを購入しておくことです。通信料を事前にチャージしておくことで、使える上限を設定できますし、足りなくなったらまたチャージすればよいので、高額請求される心配がありません。

SIMカードは家電量販店やアマゾンなどで簡単に手に入れることができます。SIMフリー端末も簡単に手に入るので、普段使いのスマホを現地で無くしたくないという方は購入するのもよいでしょう。

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