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漢字とローマ字、どちらで書けばいいの?パスポートのサインの注意点

パスポートとクレジットカードの署名は、同じにしておくと何かと便利

海外旅行の必需品として欠かせないパスポート。
船を使って海外旅行をしていた頃からパスポートは存在し、港(ポート)を通過(パス)するという意味があります。一般的に海外旅行というと飛行機を想像しがちですが、船でも入国は可能です。
パスポートには署名欄があり、漢字で書くのかローマ字で書くのか迷う人もいるでしょう。今回は、パスポートの署名についてご紹介していきます。

クレジットカードに合わせる

海外旅行の際、現金ではなくクレジットカードで買い物をする方も多いでしょう。アメリカやヨーロッパはカード社会であり、スーパーマーケットなどではクレジットカードが使えるセルフサービス式のレジを多く見かけます。

免税店やデパートでは店員さんが会計をしてくれますが、海外旅行でクレジットカードを使う時は、パスポートなど身分証の提示が必要です。その際、クレジットカードの署名とパスポートの署名が違うと使用を拒否されることがあるため、同じ署名にしておくとスムーズに買い物ができます。

署名とは筆跡を見て本人であることを確認するためのものであり、署名を求められたときに同じように書けることが大切です。ローマ字でサインする習慣がない方は、漢字やひらがな、カタカナで書くといいでしょう。これからクレジットカードを作るという方は、パスポートの署名に合わせるようにしてください。

漢字で書くメリット

中国は漢字の国であり、日本人と同じように漢字を理解できますので、中国語ができなくても多少は筆談が可能です。中国へ旅行する機会が多い方は、パスポートの署名を漢字で書いておくといいでしょう。

外国人が中国のホテルに宿泊する際、ホテルは公安に対し外国人宿泊者の名前などを記載した書類を提出する義務があるため、パスポートなどの身分証を一時的にホテルに預ける必要があります。パスポートのサインが漢字だと受付スタッフが書類に記入しやすく、時間短縮になります。

また飛行機に搭乗する際、航空券に名前が漢字で記載されている場合、パスポートの署名欄を確認されますが、ローマ字で署名してあると名前が一致していないと見なされ、搭乗できないことがあります。

ローマ字は署名欄とは別の部分に記載がありますが、漢字を確認したい場合は署名欄をチェックするしかありません。署名欄を漢字にしておくことで、ローマ字でも漢字でも本人であることが確認でき便利です。

赤ちゃんの署名

たとえ1歳に満たない乳児でも、海外旅行の時はパスポートが必要です。国際結婚をして日本に一時帰国する際、生まれたばかりの赤ちゃんと共に飛行機に乗ることもあります。字が書けない赤ちゃんは、一体どのように署名をすれば良いのでしょうか。

自分で名前を書くことができない場合、親権者が代理署名をします。そしてパスポートの最後のページにある「法定代理人署名欄」に、赤ちゃんの親権者であることを証明するための署名が必要です。もちろん法定代理人署名欄には赤ちゃんではなく、親権者の名前を記入します。

 

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