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日本の携帯は使える?中東を旅行する際に役立つ携帯電話情報

中東を旅行する際に役立つ携帯電話情報

中東に旅行や仕事で滞在する際、気になるのが携帯電話の使用についてです。特に初めて海外に行く場合は、通話料金やインターネットの接続方法など分からないことも多いでしょう。
中東で携帯電話・スマートフォンを使用する際、また使用において注意する点についてご紹介します。

中東の携帯電話事情

中東の中でも発展が著しい国、サウジアラビアやカタールの首都ドーハなどでは日本と同様、スマートフォンが普及しています。しかし都心部以外では、基地局の設置数や開発の遅れから電波が入りにくいのが現状です。中心地から少し離れると電波が入らないこともあります。そのため、衛星電話を使用している人もいるようです。

中東で携帯電話を使用するには

1.国際ローミング

国際ローミング対応可能な携帯電話であれば、現地の基地局を利用して携帯電話を利用することが可能です。しかし、現地の携帯会社を経由することで料金は国際料金となるため、少しの通話でも高額になりますので注意が必要です。使用を検討している場合は、事前に契約している携帯会社に料金を確認するようにしましょう。

2.SIMカードの交換

SIMフリーの携帯電話端末であれば、SIMカードを交換することで現地の電波を使用できます。SIMロックが解除されていない場合は、カードを交換しても使用できないので注意してください。複数の国を旅行する場合は、それぞれの国でSIMカードを購入する必要があります。

3.Wi-Fiの利用

おそらく最も簡単な使い方は、スマートフォンをWi-Fiに接続した上で利用することです。Wi-Fiを利用し、Webブラウザー、または通話アプリケーションを通して日本へ連絡を取ることができます。スマートフォンを機内モードにすることで、ローミング機能をオフにすることができ、追加費用も発生しません。
空港などの公共機関、レストランやカフェ、ホテルであればWi-Fiが飛んでいることが多いですので、料金が発生せず、インターネットや通話を楽しむことができます。

4.携帯電話のレンタルサービス

空港で携帯電話やスマートフォンを貸し出してくれるサービスがあります。1日のデータ使用量や通話時間の制限はありますが、定額かつ、盗難補償もありますので、現地でも安心して利用することが可能です。

中東で携帯電話・スマートフォンを使用する時の注意点

1.プリペイド式のSIMカード

SIMカードは空港だけでなく、市内のお店であれば大抵手に入ります。プリペイド形式ですので、チャージした金額分だけ使用可能。残額が少なくなったらコンビニエンスストアなどでチャージできます。残額が無いからといって捨てないようにしましょう。

2.充電器

中東地域の電圧は日本とは異なり、220Wが主流です。そのため日本の携帯電話を充電する場合は、変換器が必要となります。またプラグの形状も日本とは異なりますので、入国する国ごとに確認し、変換器はあらかじめ用意しておきましょう。現地で買うと品質が悪いケースもありますので、日本で購入したほうが無難です。

3.写真撮影のときは注意

スマートフォンで写真を撮影することが一般的になってきましたが、中東、主にイスラーム社会では注意が必要です。法律でも女性と男性が区別され、女性は親族男性以外に触れてはならない、男性医師は女性を診察できないなど、日本人の感覚としては理解しにくい風習があります。そのため、きれいな女性を見つけたからといって、近づいて撮影しようとしますと、注意を受ける可能性も。中東で写真を撮影する際は気をつけましょう。

まとめ

中東といっても国によって携帯電話事情は異なります。事前に旅行先の通信環境について調べておくとよいでしょう。また、楽しい旅行になるよう、マナーを含め、携帯電話の使用には注意してください。

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