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スマートに乗り切りたい!海外ホテルにおけるチップの渡し方

海外ホテルにおけるチップの渡し方

海外のチップ文化は、日本人にはなじみがないため、最初は戸惑いを覚える方もいるかもしれません。海外ではサービス料が料金に含まれておらず、その代わりにスタッフに対してチップを渡すことが必要な場合があります。
ドアマンやベルボーイなど、ホテルのスタッフに対してもチップは必要です。今回は、ホテル内でのチップの支払いに関して、知っておくと便利なポイントをご紹介します。

1. チップのマナーと金額の相場

チップは原則として紙幣で渡します。手元に硬貨しかない場合は仕方がありませんが、なるべくチップ用に紙幣を用意しておきましょう。

一般的に、ドアマンやポーター、ルームサービスなどからサービスを受けたときは、1-2ドルほどをスタッフに渡します。ルームキーパーに対しても、同様に1-2ドルほど。

2. チップ用の紙幣の準備

チップに不慣れな人は、チップ用のお金を用意していないことが多くあります。チップを渡すときは、あらかじめチップ用の小額紙幣を数枚用意し、マネークリップなどでとめてポケットに入れておくと便利です。

また、財布から直接紙幣を出すのはあまり好ましくありません。マネークリップを持っていなくても、小額紙幣をカバンやバッグの取り出しやすいポケットなど、さっと取り出せる場所に入れておきましょう。

3. チップを渡す場面とタイミング

ホテルでチップが必要なのは、どのような場面でしょうか。チップを渡す相手は、ドアマンやポーター、ルームメイキングやルームサービス、ベッドメイキングを担当するスタッフです。

ドアマンやポーターはチェックイン後に荷物を部屋まで運んでくれますので、感謝の気持ちとしてチップを渡します。ルームサービスは部屋に食事などを届けてもらったお礼に、チップを渡しましょう。ルームメイキングは、直接スタッフと顔を合わせるは少ないですので、チップを部屋に置いておきます。

具体的には、相手が作業を終え、自分がサービスを受けたタイミングで渡しましょう。例えば、ポーターであれば荷物を部屋に運び入れた後に部屋から出ていくとき、ルームサービスであれば受け取り後のドアを閉めるタイミングで渡します。

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4. チップの渡し方

チップを渡すときは、必ず相手の目を見てお礼を言ってから、さりげなく紙幣を渡します。女性はエレガントに、笑顔で渡しましょう。

この時、紙幣は広げずに半分もしくは4つ折りで渡します。スタッフはもらったチップをそっとポケットに入れますので、小さくして渡すのが一般的です。

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5. チップを置く場所

部屋にチップを置いていく場合、どこに置くべきなのでしょうか。ルームキーパーに対するチップは、テーブルの上などに置くようにしましょう。

ベッドメイキングのスタッフに渡すチップはピローチップと呼びます。ベッドメイキングはシーツやカバーなどを取り換えきれいにしてくれるため、少々時間と手間がかかる作業です。そのため、ピローチップは枕元にお礼のメッセージを添えて、紙幣を置くのが一般的です。ベッドを汚してしまった時などは、マナーとして少し多めの金額を置きましょう。

 
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