日本からアメリカへの国際線として、LCCではジップエアが運航しています。また、アメリカ国内の移動も飛行機の利用が快適で、LCCを上手に活用すれば旅行代金や移動時間を節約でき、その分を他のことに使えます。LCC利用という賢い選択をして、お得な旅を楽しみましょう。
ジップエア(ZIPAIR)は日本航空(JAL)の完全子会社の、格安航空会社(LCC)です。2020年に就航を開始したばかりの新しい航空会社ですが、日本からアメリカ・アジア各都市へのフライトを運航しています。
LCCのため機内食や飲み物が有料、モニターがついていない等の不便さはありますが、航空券代を少しでも抑えたいという方にとっては有力な選択肢となるのではないでしょうか。
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「時間がかかってもアジアの他国のLCCを使って乗継便で安くアメリカへ」と考える方もいるかもしれませんが、アジアのLCCでアメリカへ就航している会社がほぼないのと、日本から見るとアメリカとアジアは逆方面となるため現状はその選択肢はありえません。
旅行でアメリカ国内を移動する場合、日本とは違いかなりの距離を移動しなければなりません。日本なら列車かバスで移動、と簡単に考えてしまいがちですが、アメリカは広大な大陸なのです。そんなアメリカでの移動に便利な、LCCの活用方法を紹介します。
アメリカを列車やバスで移動すると、どれくらいかかるのでしょうか。西海岸のロサンゼルスから中部のミシガン湖のほとりにあるシカゴに夜行列車までは、約3600キロ・42時間の旅になってしまいます。バスでも同じ区間で47時間程度かかります。これでもアメリカを横断していないのですから、国土の広さがよく分かりますね。
でも飛行機を使えば、たった4時間程度でたどり着きます。あえて移動を楽しむような長期旅行でもない限り、アメリカ国内の移動では飛行機を利用すべきでしょう。
アメリカで利用できる主なLCCとしては以下の航空会社などが挙げられます。
アメリカ国内の都市間移動には、よくLCCが選ばれます。
LCCの特徴は料金の安さにあります。参考程度ですが、ダラス・ボストン間やロサンゼルス・ニューヨーク間は約2万円からで探せます。その分、シートが狭い・キャンセルできない・手荷物が別料金など、各会社により規定が細かく決められています。
LCCも主要都市を網羅しているので、ロサンゼルス、サンフランシスコ、シカゴ、ニューヨーク、ボストンなど、アメリカ旅行に困らないほど多くの都市でLCCを利用できます。
こちらも参考程度ですが、フライト時間はサンフランシスコからシカゴまで直行便で4時間程度、シカゴからニューヨークまで直行便で2時間程度。ただしLCCの場合、同じ都市でもローカルな空港に到着したり、遅延や欠航をしたりする恐れもあります。時間に余裕を持たせるなど、LCCならではのチェックポイントもあることを覚えておきましょう。
フライト中でも狭いシートで問題ないという方は、LCCはとても有効な選択肢と言えるでしょう。ホテルや食事やエンターテインメント体験など、旅行にはどうしてもお金がかかってしまうものです。LCCを賢く活用して、お得な旅を楽しみましょう。