無理なく継続！海外旅行に必要な英会話の勉強法

海外旅行で必ず必要になるのが英語。ある程度の英会話力があれば有名観光地などは気軽に行けるようになります。
そのため、英語を習得したいと考える人もいるでしょう。とはいえ、英会話コミュニケーション経験の少ない人が、旅行のためだけに、いきなり英会話力を高めるのは難しいですね。
しかし、道を尋ねる、値段を聞くなど、最低限の英会話を習得しておくだけでも充実した旅行になるでしょう。
今回は、旅行に必要な最低限の英会話を習得するための勉強法をいくつか紹介します。

一番大切なのはヒアリング能力

日本では主に中学校から英語の授業を定期的に受けるため、英語の文法やボキャブラリーに関してはある程度基礎ができている人が多いです。しかし、座学を中心に行ってきたため、英語を聞き取る能力が低くなりがち。
旅行先で誰かに英語で話しかけてみても、返事を聞き取れなければコミュニケーションをとることはできません。

海外旅行をする際、英会話で一番大切になのは、相手の言っていることを聞き取る能力なのです。

ヒアリング能力を鍛える方法

NHKラジオ講座・TV講座で勉強する

英語を学習している人たちの中で、人気の勉強法と言えばNHKのラジオ講座やTV講座を視聴することです。テキストは比較的安価で、気軽に勉強をスタートできるのが最大のメリット。

ラジオやTVを録音・録画をしておけば、何度もその回の講義を復習することができますので、英会話が耳になじむでしょう。最初のうちはよく分からなくても何度も繰り返し聞くことで、少しずつ耳を慣らしていきましょう。

英語のラジオを常に流しておく

学生時代に英語教師が話していた英語なら聞き取ることができたのに、現地で話されている英語は速すぎて何を言っているのか全然聞き取ることができなかった、という経験はないでしょうか？
日常的にネーティブの人たちの会話に耳を慣らしておかなければ、実際の場面では役に立たないもの。おすすめは英語のラジオを常に流しておくという方法です。

日本国内でも国内在住の米軍兵士や、その家族に向けて放送しているラジオ局があります。東京ではAM 810kHzのAFNがそれです。これらのラジオ番組を出勤前や家事の最中に流し続けてみましょう。最初は何を言っているのが全然分からないかもしれませんが、まずは英語に耳を慣らすことが重要です。その内、少しずつ聞き取れる単語も増えますので、とにかく毎日聞いてみてください。
また、最近ではスマートフォンのアプリなどでも英語のリスニングができるものがあります。それを通勤時間などに利用するのもよいでしょう。英語の歌や映画・ドラマなどでも同様の効果が期待できます。

単語だけでも覚えておく

ヒアリング力はとても重要ですが、物を伝えるためにはこちらから発信しなければいけません。身ぶり、手ぶりで何とかなる場面もありますが、単語だけでも覚えておくとより相手に伝わりやすくなります。文法を意識せずに、まずは単語を覚えてみましょう。

単語帳を使う

受験生のとき英単語を覚えるために単語帳を使って勉強した人は多いのではないでしょうか？NHKのラジオ講座・TV講座や、歌・映画などで聞き取れるようになった英単語を単語帳に書いて、空いた時間を使って意味を覚えましょう。
その単語がどんな意味をもつ言葉なのか、類語や対義語なども含めて覚えるようにすると効率的でしょう。

まとめ

英語学習において一番大切なのは、英語を耳に慣らすことです。いきなりたくさんは覚えられませんので、何気ない日常から少しずつ楽しんで学習すること。それが継続するこつです。