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海外旅行に電気ポット!?なにげに便利な活用法と注意点

旅行中、電気ケトルは何かと便利

皆さんは海外旅行に電気ポットを持って行ったことはありますか?多くの方が「おや?」と思われるのではありませんか。実は電気ポットは案外便利なアイテムです。どこのホテルでもお湯が沸かせますし、簡単にお茶やおみそ汁が飲めます。だからといって、自宅の電気ポットを持っていっていつもどおり使えるのでしょうか。現地での電気ポットの使い方や、使うために事前に準備するものを確認していきましょう。

電気ポットは持参すると何かと便利

電気ポットがあれば、日本から持参したお茶やおみそ汁がすぐに飲めますし、小腹がすいたときにはカップラーメンも作ることができます。
赤ちゃん連れで行く場合は、ミルクや離乳食も温められるのでとても便利です。ただし、国によっては水道水が飲めない場合もありますので、基本的にはミネラルウオーターを使用してください。

電気ポットより電気ケトル

ホテルによっては電気ポットや電気ケトルが備え付けてある場合もありますが、やはりそれ相応レベルのホテルに泊まらなくてはなりません。だからと言って日本から電気ポットを持って行くのも、荷物になると考えてためらう方も多いでしょう。そこで、おすすめなのが旅行用の電気ケトル。ポット部分が折りたたみ式になっているものもあり、コンパクトに持ち運びをすることができます。

電気ポットや電気ケトルを持って行くときの注意点

飛行機に乗る際に、電気ポットを手荷物にしようと思う方はあまりいないとは思いますが、もし手荷物の中に入れて、飛行機に持ち込もうと考えている方は、水を捨てて中身が完全に空になっていることを確認してから持ち込んでください。液体物の機内持ち込みは、厳しく制限されていますので注意が必要です。

電気ポットの使用時は電圧に注意

電気ポットやケトルに限らず、日本から電化製品を持って行く際に1番気をつける必要があるのは電圧です。日本の電圧は100ボルトで統一されていて、電化製品も100ボルトで正常に動作するように作られています。
そのため、電圧の異なる国で日本の電化製品を使いますと、うまく動作してくれず壊れてしまうこともあります。最悪の場合、発火する可能性もありますので、必ず渡航前に滞在国の電圧を確認していきましょう。

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海外で使用可能な電化製品も

日本の電化製品の中には、幅広い電圧に対応しているものもあります。海外に持って行く機会が多い携帯電話やデジタルカメラの充電器は、このタイプのものが多いです。
電気ポットやケトルも幅広い電圧に対応しているタイプもありますので、渡航前に確認しておきましょう。対応する電圧は電化製品の本体にAC100-240Vなどと記載されています。

電気ポットが海外の電圧に対応していない場合

手元の電気ポットが海外で使用できない電圧のものだったら、海外対応のものを購入するのがいいでしょう。「わざわざ電気ポットやケトルを買いなおすのはもったいない」ということであれば、変圧器を購入する必要があります。

変圧器は長期滞在者向け

変圧器を購入する上で注意しなくてはいけないのが、変圧器は電気容量が決まっているということです。小型の変圧器のほとんどは容量が少なく、充電器くらいにしか使えないものもあります。
それでは、電気ポットのように大きな電力を使う場合はどうするのでしょうか。これは大きな変圧器を購入するしかありません。電気容量が大きい代わりに、非常に重くかさばり、値段もそれなりに高くなります。
海外長期滞在者やどうしても使う必要があるという方以外は、やはり幅広い電圧に対応した海外旅行用の電気ポットやケトルを購入することをおすすめします。その方が安く済みますし、重い変圧器を運ぶ必要もなくなります。

コンセントプラグ

電圧の確認も済み、これで現地のホテルで温かいお茶が飲めると安心している方はまだ早いです。電圧が海外対応のものであっても、コンセントプラグの形状が異なっていたら、現地で使用することはできません。事前に滞在国のプラグ形状を確認し、日本と違うタイプであれば、コンセントの変換プラグを持参しましょう。この変換プラグはコンパクトですし、数百円で購入できますので負担は少ないでしょう。

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