韓国旅行記 食材、料理、人の魅力に触れる韓国ぐるっと旅

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食材、料理、人の魅力に触れる韓国ぐるっと旅

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Puokさん

旅のスケジュールを教えてくれたのは

Puokさん / Age.40's

最初は「近いから」という理由で初めて韓国へ。その後、食に関する仕事をするようになり、韓国の食にどんどん惹きつけられていったそう。現在は韓国の食材を持ち帰り、それを使って料理をすることが仕事にもなっています。

今回の旅は?

  • 統営(トンヨン)でホヤのビビンバを食べる
  • ゲストハウスに泊まり、現地の人と触れ合う
  • お寺で精進料理を習う
  • 4泊5日日程
  • 韓国各地場所
  • 1人人数

START

韓国旅行歴20年、その数約50回という達人であるPuokさん。こんなにも韓国に足を運ぶのは、韓国の「食」に魅力を感じているから。食べるだけでなく、食材に触れ、自分で作れるように勉強もしてくるそう。ゲストハウスに泊まり、人と触れ合いながら現地の食を堪能する旅のスケジュールを聞きました。

1日目

2:00 羽田空港発。

4:30 仁川空港着。

5:30 空港鉄道にてソウルへ。

7:00 ソウル市内の京東市場にて朝食後、市場見学。

12:00 東ソウルバスターミナルより、バスで光州(クァンジュ)へ。

15:00 光州バスターミナル着。光州名物トッカルビを食べる。

光州名物トッカルビ

トッカルビは、カルビを刻んでハンバーグのように成形して焼いたもの。大人から子どもまで人気のメニューです。えごまの葉などの野菜と一緒に食べます。

光州には、トッカルビの店が多く集まる松汀里(ソンジョンニ)トッカルビ通りがあります。

16:30 1913市場見学。

1913市場

光州松汀駅からすぐのところにある「1913市場」は100年以上の歴史がある市場。現在はたくさんのお店が並ぶ観光地として人気になっています。

18:00 ゲストハウス着。一休み。

21:00 ゲストハウスの社長さんとともに光州名物のアヒル鍋を食べる。

アヒル鍋1

アヒル鍋2

セリがたっぷり入ったアヒル鍋は肉がやわらかく、臭みもなくておいしかったです。

実は、この日行こうと思っていたお店があったのですが、時間が遅くなってしまい開いてないことがわかりました。そこで、ゲストハウスの社長さんに「開いている店でおいしいお店を教えて」と頼み、さらには「一緒にどうですか?」とお誘いして一緒に行くことになりました。結果としては良かったのですが、行こうと思っているお店があったら、しっかり営業時間を確認しておくのがおすすめです。

23:00 ゲストハウスにて就寝。

2日目

8:00 光州地下鉄で良洞市場(ヤンドンシジャン)駅へ行き、市場の食堂で朝食。

10:00 光州バスターミナルより、バスで統営(トンヨン)へ。

13:00 統営バスターミナル着。市内バスにて巨済島(コジェド)へ移動。

14:00 モンゲビビンバ(ホヤのビビンバ)を食べる。

モンゲビビンバ(ホヤのビビンバ)

こちらがモンゲビビンバ。真ん中にのっているのがホヤです。磯の香り漂うホヤを野菜やごま油と一緒に混ぜて食べます。

日本ではホヤといえば塩辛やお刺身、酢の物で食べることが多いですが、苦手な人も多いかもしれません。新鮮なホヤのビビンバは、野菜や海藻、ごま油と混ぜることですごく食べやすくなります。統営や巨済島に行ったらぜひ食べてみてください。

15:00 巨済島内の在来市場にて食材購入。

殻つきのホヤ

殻をむいたホヤ

獲れたてのホヤ。じっと見ていたらおばちゃんが「食べてみなさい」と差し出してくれました。

17:00 市内バスで統営へ戻り、ゲストハウスへ。

19:00 ゲストハウスの共同キッチンで、購入した食材を調理。

あわび、ホヤなどの食材

ホヤ、アワビ、ケブル(ユムシ科の海産物。韓国ではポピュラーな食材)などを刺身にしていただきました。

飲み物を飲む様子

ゲストハウスのオーナーや、この日宿泊していた韓国の旅行者達と焼酎やビールで乾杯。話が盛り上がり、4時まで飲んでしまいました。

韓国の旅行者をはじめ、多くの人と触れ合うことができるゲストハウスは各地にありますが、その設備や料金などはさまざまです。キッチンが使えるかどうかも必要なら確認しましょう。ホテルにはない楽しみがあるのでよく利用していますが、トイレやシャワーが共同だったり、相部屋だったりすることも多いので、気になる人はきちんとホテルを取りましょう。

3日目

9:00 起床後、統営市場を見学。

胃腸薬

途中、二日酔いの薬を購入。さすがに朝4時までは飲みすぎました。

10:00 ゲストハウスのオーナーとモンゲビビンバの朝食。ゲストハウスを出発。

12:00 統営バスターミナルより、バスで大邱(テグ)へ。

15:00 大邱バスターミナル着。

16:00 ゲストハウス着。一休み。

20:00 大邱名物のチムカルビ(蒸し煮カルビ)で夕食。その後、市場で同じく大邱名物の砂肝フライとビール。

22:30 ゲストハウスにて就寝。

4日目

9:00 大邱薬令(テグヤンニョン)市場にて漢方参鶏湯の朝食。市場を見学。途中で丸薬作り体験に参加。

大邱薬令市場は、およそ350年の歴史がある漢方関連の市場。たくさんの漢方薬局や博物館があります。

12:00 桐華寺(トンファサ)にて精進料理を習う。

桐華寺(トンファサ)での記念撮影

こんなに素敵なエプロンをお借りしました(とても気に入ったので、この後エプロンをオーダーしてしまいました)。

料理を作る様子1

料理を作る様子2

でき上がった精進料理

食材の旨味を存分に生かした精進料理は見た目も美しく、とても勉強になりました。

15:00 大邱バスターミナルより、バスでソウルへ。

19:00 ソウル着。カムジャタンで夕食。

22:00 ゲストハウスにて就寝。

最終日

8:00 清涼里(チョンニャンニ)駅より両水(ヤンス)駅へ。

10:00 シャトルバスにのり、「ムンホリリバーマーケット」へ。

ムンホリリバーマーケットの看板

ムンホリリバーマーケットで売っている食品

ムンホリリバーマーケットで売っているチョゴリ

ムンホリリバーマーケットで売っている食器類

ムンホリリバーマーケットで売っているジャム

山や川に囲まれた場所でのマーケットは、若い農家の人や作家さんがたくさん参加していて活気がありました。無農薬野菜や味噌、お茶、陶磁器などを購入。

ムンホリリバーマーケットは、韓国最大のファーマーズマーケット&フリーマーケットです。月2回開催されているほか、出張マーケットも行われています。開催日は基本的には第1第3土日に行われていますが、変更になることもあり、きちんとしたサイトなどがないのが現状です。検索などしてみると、出展者からの情報が出てくるかもしれません。

15:00 ソウルに戻る。ソウル市内マーケットで食材購入。

18:00 金浦空港発。

19:50 羽田空港着。

韓国のさまざまな場所をバスで移動し、名物を食べ歩くという自由な旅は、さすがベテラン。上級向けの旅なので、この通り動くことは難しいかもしれませんが、市場を見学したり、ゲストハウスに泊まったりというのは真似できそうですね。また、現地で料理教室に行くというのも、旅の新しい楽しみ方だと感じました。何かを学ぶ旅っていいですね。

Editor's Note
※2016年8月現在の情報です、現地事情により内容が異なる場合がございますので、ご了承ください

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