台北松山空港と台湾桃園空港の比較

旅スタイル

台北には松山空港と桃園空港という二つの国際空港があります。
日本から台湾へ行く際には、この二つのうちいずれかの空港を利用することが多いでしょう。
台北市内にあるのが台北松山空港、台北市の東側にあるのが台湾桃園国際空港です。いずれも数多くの台湾旅行者に利用されている空港ですが、都合によって使い分けるのが台湾旅行の上級者。松山空港と桃園空港の特徴を知って、自分の旅行に合う空港を選択しましょう。

台北松山空港の特徴や施設は？

台北松山空港

台北松山空港の設備、概要

台北松山空港は、第1ターミナルが国際線、第2ターミナルが国内線と分かれています。第1ターミナルには、台湾土産を扱うショップや、書店、レストラン、カフェがあります。営業時間は店舗により異なりますが、2016年4月現在、最も営業時間の長いお土産ショップが5:30から22:00まで営業しています。早朝・深夜の便でも利用できるので便利です。

2階には免税店があります。免税店の営業時間はフライトスケジュールに対応しています。帰国前に最後の台湾料理を味わいたい人は、第1ターミナル出発ロビーにある牛肉麺の名店である老董（ラオドン）牛肉麺や、第1ターミナル2階待合室にあるタピオカミルクティー発祥の店、春水堂がおすすめです。

台湾松山空港の特徴

台北松山空港の最大の特徴

台北松山空港は台北市内にあり、市街地まで交通の便が大変よいのが特徴です。台北を中心に行動する人にとっては、移動時間や交通費がかからないのが利用のメリットです。
さらに、羽田空港発台北松山空港行きのフライトを利用すれば、日本国内での移動も便利で台湾の滞在時間を最大限満喫できます。

空港からホテルまでの長距離移動で無駄に疲れることが無いので、初日から最終日まで全力で台湾を満喫したい方、時間が無い中で台湾旅行を楽しみたい方などにおすすめの空港です。

台湾桃園空港の設備、概要

台湾桃園空港

台湾桃園空港の設備、概要

台湾桃園空港は、第1ターミナルと第2ターミナルがあり、航空会社別に発着ターミナルが分かれています。帰国の際は、利用する航空会社を確認して間違えないよう移動しましょう。ターミナルビル間の移動はスカイトレインや巡回バスといった交通サービスが利用できます。
万が一、ターミナルを間違えてしまってもすぐに移動できるので安心してください。

レストランやカフェは、台湾料理専門店をはじめとして、日本料理店、アジアンレストラン、西洋料理レストラン、スイーツ店がそれぞれ数店舗あります。時間に余裕のある人は、早めに空港に行って、空港内を散策してみるのもおすすめです。

台湾桃園空港の特徴

台湾桃園空港の最大の特徴

台湾桃園空港の魅力は充実したサービスとフライトの多さにあります。
第1、第2ターミナルともに免税店や数多くのレストラン、カフェ、お土産ショップがあります。特に注目したいのが第2ターミナルの免税店です。場所は3階の出国審査場を出た目の前です。店舗面積が広く、取扱商品も多いので、思わず帰国前の最後の買い物に夢中になってしまうかもしれません。営業時間は2016年4月現在、6:00から23:00となっています。

スカイトレインは無料で利用でき、運行間隔も4-8分とかなり本数があります。待ち時間が長時間の方はターミナルを移動して空港見学を楽しんでも良いでしょう。
また、台湾桃園空港行きのフライトは台北松山空港行きよりも本数が多く、Peachやバニラエア、スクートといったLCCも就航しています。そのため、片道数千円という低価格で航空券が手に入る場合もあり、予算重視の台湾旅行をする人にはおすすめの空港といえるでしょう。
桃園空港からは台北駅行きのリムジンバスが24時間運行しています。到着まで約70分と時間はかかりますが120元という安さで利用できるので、こちらも予算重視派にはありがたい交通手段ですね。