野柳地質公園でクイーンズヘッド(女王頭)などの奇岩を鑑賞しよう

岬に並ぶ奇岩の風景大自然が創作したアートギャラリーで芸術鑑賞を

台湾北端の海沿いは、台北から日帰りで楽しむ絶好の観光スポット。
特に基隆から淡水の間の海岸線は、マリンスポーツが楽しめる海水浴場や自然公園、温泉などが点在しており、台北の若者に特に人気のあるエリアです。中でも無数の奇岩が並ぶ、不思議な風景で知られる野柳地質公園(イエリョウヂシーゴンユェン/やりゅうちしつこうえん)は、ユニークなスポットとしてこのエリアでは外せない存在となっています。

岬に並ぶコンテンポラリーアート野柳地質公園(イエリョウヂシーゴンユェン)

野柳地質公園内

台北から気軽に行ける自然のアートギャラリー

台北から基隆経由バスで約1時間20分、野柳漁港の先に野柳地質公園があります。まずはゲートの手前にあるインフォメーションで、チケットと園内の案内図を入手しましょう。これから見に行く作品(岩)の名前と場所が確認できます。80元の入園料を払ってゲートをくぐり、木々の間の歩道を歩きます。車いすも通れる整備された道を3分ほど歩くと視界が開け、目の前には海が広がります。ここから細い岬のあちこちに、大小さまざまな奇岩が並ぶ自然のギャラリーが始まります。
©yooranpark – Fotolia

奇妙なキノコのような岩郡

一番の見どころクイーンズヘッド(女王頭)

ユニークな奇岩コレクション

1000万年という気の遠くなるような時間をかけて、浸食と風化で岩盤が少しずつ削られてつくられた奇岩のコレクション。岩の柱の上に、違う色の傘が乗ったような「きのこ岩」と呼ばれるものが一番多いのですが、それでも2つとして同じものはありません。地殻変動による隆起が細長い岬に複数の地層が露出させたことや、場所により波や風の影響が違ったことで、このような岩の数々がつくられました。岩には名前が付けられていて、「なるほど!」と納得するものがあれば、時には「????」となってしまうものも。

一番有名なのが「女王頭Queen’s Head」と呼ばれる岩(写真下)。これはたしかに、高貴な女王のシルエットに見えますね。一番の見どころの女王頭ですが、首の部分が年々細くなっていることから近い将来には崩れてしまい鑑賞できなくなると言われています。女王頭が見たいなら早めに訪れたほうがいいでしょう。
写真上 ©yooranpark – Fotolia
写真下 ©wattanapon – Fotolia

周辺で楽しむ地元のグルメ

基隆(キールン)の漁港

台湾名物のワタリガニ

漁港で味わう海の幸

野柳地質公園のすぐ西にある野柳漁港では、新鮮な魚介が食べられる食堂が並んでいます。ここは台湾有数のカニの水揚げを誇る漁港で、秋になるとシマイシガニやトウヨウイシガニといったワタリガニの仲間が大量に水揚げされます。このカニは「萬里蟹」と呼ばれる「ブランド蟹」として珍重され、蒸してよし、炒めてよし、煮てもよしと、カニ好きの方にはたまりません。店によってもさまざまな調理方法が楽しめるので、この季節に野柳を訪れたらぜひ味わってみましょう。
写真上 ©gracethang – Fotolia
写真下 ©david734244 – Fotolia

インフォメーション

野柳地質公園

営業時間:8:00~17:00(夏季は時間延長あり)、年中無休
入場料:大人80元
ウェブサイト:http://www.ylgeopark.org.tw(日本語あり)
●アクセス
バスが一番便利。台北駅東三門前から「金山・野柳方面」行き国光客運(1815)に乗車し、「野柳」で下車。所要約1時間20分、96元。
台北から基隆経由で鉄道とバスを使う場合、台北駅から普通列車で約40分、基隆駅下車(55元)。駅前からはバス「金山方面」行き基隆客運(790)に乗車し、「野柳」で下車。所要約40分、30元。
時間に余裕がある人は、台北からMRTで淡水に向かい(約40分、40元)、駅前からバス「野柳方面」行き基隆客運(862)に乗車し、海岸線を走って「野柳」で下車。所要約1時間30分、120元。

※2017年10月現在の情報です、現地事情により内容が異なる場合がございますので、ご了承ください

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ページのトップへ