台湾温泉ツアー!おすすめホテルもチェック

温泉

地熱資源に恵まれた温泉のパラダイス 台湾流温泉で 身も心も肌もキレイになる!

日本の温泉文化が影響を及ぼしたという台湾の温泉文化。環太平洋火山帯に位置するだけあって台湾には、さまざまな種類があるのが魅力です。オススメはMRTでサクッと行ける北投温泉。観光だけではなく、温泉でゆっくりとリラックスできるのも台湾の魅力。

台湾でゆったり温泉旅行も

北投温泉博物館

日本文化の影響で発展した台湾の温泉

環太平洋火山帯に位置する台湾は、地熱資源に恵まれた温泉のパラダイス。日本の九州ほどの大きさの島の各地に100カ所以上の温泉が湧き出ています。台湾の温泉は1894年に初めて北投地方で発見され、台湾が日本に領土を譲った後、日本温泉文化が台湾に影響を及ぼしました。1896年には、北投に台湾初の温泉旅館・天狗庵がオープンし、台湾温泉文化が始まったそうです。日本統治時代に最も知られていたのが新北投をはじめとする、陽明山、関子嶺、四重渓の四大温泉。現在は多種多様な新しい施設が各地に登場しています。賑やかな都市部の喧騒から少し奥に入るだけで、台湾ならではの温泉浴を満喫できるので、少し足を伸ばして回ってみるものいいですね。
2010年には日本でも有名な石川県にある加賀屋の支店、日勝生加賀屋がオープンしていますのでこちらも是非チェックを。

温泉に浸かる親子

ぬるいお湯にゆったりつかるスタイルで

日本と違うのは、亜熱帯の台湾では、風呂に入って身体を温めるという習慣がなく、ぬるいお湯にゆったりつかるスタイルという点。また日本同様、湯船にタオルを入れたり、身体を湯船の中でこすったり、浴場内で前を隠さずに裸で歩くのは禁物です。
さらに台湾の温泉では水着・シャワーキャップ着用の施設が多いのが特徴です。温泉に入りたい方は水着を持参するのを忘れないようにしましょう。デザインはあまり選べませんが、温泉施設で水着を販売しているため現地で調達することも可能です。
最近では、温泉施設の入浴スタイルもバリエーションに富んできており、水着なしで入浴できるところもあります。特に希望がある場合は、あらかじめ施設の入浴スタイルを調べて訪れるようにしましょう。ほかにも、湯屋(タンウー)と呼ばれる貸切の個室風呂であれば水着なしで自由に入浴することができます。こちらは家族での利用もおすすめ。時間制限はありますが、家族水入らずでのんびりできると人気です。

台北の温泉でリフレッシュ!

エステをする女性

台北近郊の温泉ではエステやスパもおすすめ!

温泉郷として人気のエリアはホテルや旅館といった宿泊施設、スパやエステも充実。個室風呂もあるので、家族旅行や女子旅など、目的に合わせて利用できます。
温泉の効能を生かしたトリートメントタイムは至福の時間。旅の疲れも吹き飛ぶ心地よさに身を任せてみませんか?台北近郊の温泉では、高級ホテルに併設されたラグジュアリーなスパが多くあります。台北から近い新北投温泉では、ホテル春天酒店三二行館などのスパが有名です。
温泉につかってリラックスしたあとに受けるボディトリートメントは、リラックス効果やデトックス効果が抜群。フェイシャルトリートメントでつるつるの素肌を手に入れるのもおすすめです。スパトリートメントの方法は、中国発祥の経絡を取り入れたものや、ホットストーンを使用したものなどさまざま。世界各国の技術を体験することができます。きっとお気に入りのトリートメントが見つかるに違いありません。

新北投温泉 地熱谷

台北から日帰りで行けるおすすめ温泉、新北投温泉

台北に滞在する場合、最も行きやすい温泉といえば新北投温泉(シンベイトウ・ウェンチュエン)です。新北投温泉は、台北駅からMRTで約30分という近さが魅力。最寄駅は新北投駅で、駅を出るとすぐに温泉街となっておりアクセスが良いのが特徴です。
新北投温泉は、温泉郷として人気の高い土地で、多くのホテルや旅館が立ち並んでいます。温泉でのんびり過ごしたいという方には、台北での宿泊と新北投温泉での宿泊を組み合わせるといったプランもおすすめ。温泉につかった後、すぐに部屋でのんびりできるのはうれしいですね。
新北投温泉には、世界で日本の玉川温泉とチリ、そして新北投温泉の3ヶ所しかない貴重なラジウム泉があるのが特徴。酸性硫黄泉で殺菌力が強いため、肌がつるつるになるのがうれしいポイントです。
また、源泉が硫黄泉で街には硫黄の匂いがたちこめています。白硫黄泉、青硫黄泉と種類の違う硫黄泉を楽しむことができるのも特徴。1カ所で2つのお湯が楽しめるなんて、温泉好きにはたまらないですね。温泉施設の多くは白硫黄泉ですが、青硫黄泉を引いている施設もあるので、種類にこだわってみるのも楽しいのではないでしょうか。

まだある、台湾の人気温泉

烏来温泉

烏来温泉
台北から移動できる温泉として、烏来温泉も人気です。台湾の原住民、タイヤル族の居住地だった歴史があり、文化学習施設もあります。新北投温泉同様こちらも台北からの日帰りが可能。でもせっかくなら、ゆったりとした空気の温泉郷に一泊してみませんか。
烏来温泉

朝日温泉

朝日温泉
台湾南東の方角にある離島、緑島にある温泉。世界に4つしかないと言う、サンゴ礁から湧き出る源泉が自慢です。海がすぐ側に見えるので、お天気の日にゆっくり眺めながら入りたいですね。緑島へのアクセスは台東から空路で。余裕のある旅でぜひお試しを。

栗松温泉

栗松温泉
台湾上級者向けの個性的な温泉。「台湾で最も美しい野湯」と称されることもあるとか。アクセスには車が必要で、さらにトレッキングが必要になります。岩をよじ登り、ロープを伝って温泉まで向かえば、緑や白に変色した岩が奇妙かつ美しい風景に出会えます。

※2014年4月現在の情報です、現地事情により内容が異なる場合がございますので、ご了承ください

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