ルーローハン(魯肉飯)は台湾の大衆飯

魯肉飯

濃厚な甘辛タレが白ごはんにベストマッチ! 定食屋に必ずある超ポピュラー飯 魯肉飯(ルーローハン/ルーローファン)

ルーローハンは、台湾全土どこの定食屋でも必ずある!といっても過言ではないメニューです。ルーローハンのポピュラー度は、日本の定食屋で例えるなら、生姜焼き定食位でしょうか。
豚バラ肉のそぼろを香辛料の入った甘辛く濃厚なタレで、じっくりと煮込み、白ごはんにた~っぷり、かけていただきます。
濃厚な味付けは日本人観光客にも大人気!そぼろとタレが白ごはんに絡み、いくらでも食べられてしまいそう。ビールにも合うこの味付け、食べ過ぎには十分ご注意ください。

大衆飯代表!ルーローハンとは

ルーローハンのそぼろ肉を煮込む

豚バラ肉をとろとろになるまで煮込むルーローハン

ルーローハンのレシピは各家庭・店舗によってこだわりがありますが、基本は、台湾醤油・酒・砂糖・油葱酥 (揚げた赤ねぎ) をまぜてつくられたスープで豚肉のそぼろを煮込み、それを白飯の上にかけたどんぶり飯の事です。
ルーローハンを作るための煮汁はどこも継ぎ足しが基本。じっくり、とろとろになるまで煮込まれた豚肉からは、脂分・ゼラチンがとけだし、それがルーローハンの風味を豊かにしています。
豚肉以外にも、卵や野菜などを一緒に煮込んで、ご飯の上に盛り付ける店もあり、ルーローハンの見た目は食べる店によって多少異なります。
味付けも、濃厚なもの、さっぱりめなもの、香辛料が強いもの、甘みが強いものなど様々。大衆料理だからこそ、味付けも多様に進化しているのです。

屋台や夜市でもルーローハンは食べられます

夜市や屋台でも食べられます

ルーローハンは大衆向け料理なので、定食屋以外にも夜市や屋台でも味わう事ができます。
ルーローハンはどんぶりスタイルとはいえ、そのサイズはお茶碗程の大きさで提供される事がほとんど。夜市探検でちょっと一息休憩したい時、屋台巡りでいろんな食べ物を楽しみたい時、ちょっと頂くのにピッタリなサイズです。
「お肉は食べられない。」というベジタリアンの方向け素食系屋台では大豆をひき肉に見立てたルーローハンもあります。

似た食べ物としてルーローハンの具を白米ではなく、中華めんの上にトッピングした滷肉麺(ルーローミェン、ローバーミー)という物もあります。寒い日にはこちらが温かくておすすめ。
屋台情報

そぼろ以外にもトッピングされているルーローハン

そぼろ以外にもブロック肉が乗っているものも。こちらのお肉もトロトロです。

ルーローハンの定食

本場のルーローハンは、小ぶりなので定食になっていることが一般的。

ルーローハンのそぼろの缶詰

スーパーにはルーローハンの缶詰もあります。お土産にぴったり。
台湾のスーパー

※2015年8月現在の情報です、現地事情により内容が異なる場合がございますので、ご了承ください

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