台湾で小籠包を食べたい!おすすめのお店5選

小籠包

有名店いっぱい、台湾でまず食べたい ひとくち食べてしあわせ、本場手作り小籠包

台湾に行ったら1番に食べたいのが、本場の小籠包。薄い皮に包まれた熱々のスープと個性豊かなあんをじっくり味わえば、まさに至福のひと時。
小籠包は中華圏で食べられる点心のひとつで、小麦粉を発酵させて作る皮に豚のひき肉を包んで蒸して作ります。中に入っている煮こごりが蒸籠の中で肉汁とともに熱々のスープになるのが小籠包の特徴。その中身は、代表的なひき肉の他にも、カニみそ、ヘチマ、タロイモ、烏龍茶などバリエーションも豊富です。
台湾では小籠包は庶民の味として親しまれており、数多くのお店が街中に点在しています。街の食堂や屋台でも食べられる安価な小籠包から、世界的にも有名なお店で食べる小籠包まで様々な小籠包が台湾では味わえます。

小籠包は熱々のスープが特徴

小籠包を蒸籠で蒸す熱々の蒸籠。多数の小籠包がつくられている。

やけどに注意して小籠包を食べましょう

小籠包は蒸し料理。熱せられた蒸籠の熱さで、肉餡の中に混ぜられたゼラチンの煮こごりが溶けて肉汁とともに美味しいスープができます。
このスープが小籠包の最大の特徴のため、冷えて固まる前に熱々スープを味わうのが小籠包を一番美味しく食べる秘訣。
お勧めの食べ方は、こちら!
1.小籠包をレンゲの上に乗せる。
2.まず少しかじってスープをレンゲの上に出す。
3.やけどに注意しながら、スープを頂いて旨みを味わう。
4.酢醤油をつけた生姜(細切り)を小籠包の上に載せて頂く。
肉餡の種類や店舗ごとにそれぞれ特徴がある美味しさなので、はしごして食べ比べしてみてはいかがでしょうか?

オススメ基本のベーシック小籠包!

鼎泰豊

鼎泰豊(ディンタイフォン)
日本を含め海外にも支店がある有名店。癖のない味わいに虜になる人々も。

京鼎樓

京鼎樓(ジンディンロウ)
肉汁のスープがたっぷりで感激。薄皮でうっすら中身が見える皮はもちもち、何個でも行けそう。

小籠包

杭州小籠湯包

杭州小籠湯包(ハンジョウシャオロンタンバオ)
皮は薄皮で、肉の旨みが感じられるたっぷりのスープに感動。脂っぽくなくさっぱり食べやすい。

明月湯包

明月湯包 (ミンユエタンバオ)
化学調味料を使わないさっぱりした味わいで、皮は厚めでもっちり、大きめですがとても食べやすい。

濟南鮮湯包

濟南鮮湯包 (ジーナンシェンタンバオ)
大ぶりで皮はものすごい薄さ、でも持ち上げても破れない。味付けはしっかり、スープがたっぷりで満足。

変わり種小籠包、ヘルシーなものからスイーツ小籠包まで

烏龍茶小籠包(烏龍茶入り小籠包)

烏龍茶小籠包(烏龍茶入り小籠包)【京鼎樓】
生地に烏龍茶の粉末を混ぜ込んだ烏龍茶小籠包は、口に入れると烏龍茶の良い香りが広がる。

タロイモ餡小籠包(タロイモ入り小籠包)

タロイモ餡小籠包(タロイモ入り小籠包) 【京鼎樓】
台湾でよく食べられるタロイモ餡のスイーツ小籠包。餡の甘さは控えめで、タロイモの風味がしっかり。

抹茶小籠包(抹茶入り小籠包)

抹茶小籠包(抹茶入り小籠包)【明月湯包】
日本人好みの抹茶味の餡の中に、柑橘系の風味があるお餅が入った創作スイーツ小籠包。

小籠湯包(スープ入り小籠包)

小籠湯包(スープ入り小籠包)【京鼎樓】
錦糸卵入りスープに浸して食べる小ぶりの小籠包。あっさりとして飽きない味。

蟹黄湯包(カニみそ入り小籠包)

蟹黄湯包(カニみそ入り小籠包)【杭州小籠湯包】
カニみその風味がしっかり付いた小籠包。スープはカニみそ味がしっかりついて、濃厚な味わい。

絲瓜蝦湯包(ヘチマ入り小籠包)

絲瓜蝦湯包(ヘチマ入り小籠包)【濟南鮮湯包】
さっぱりしたへちまとエビの小籠包。風味がありさっぱりとした味わいでヘルシー。女性好み。

小籠包以外も、オススメメニュー

東蘇杭東坡肉(台湾風ハンバーガー)

東蘇杭東坡肉(台湾風ハンバーガー)【濟南鮮湯包】
台湾風ハンバーガー。あっさりもちもちのパンに、ほろほろの豚の角煮を挟んで頂きます。

南瓜糕(かぼちゃ饅頭)

南瓜糕(かぼちゃ饅頭)【杭州小籠湯包】
可愛いかぼちゃの形のスイーツ。中のタロイモ餡は甘さ控えめ、へたの部分はレーズンです。

招牌鍋貼(はね付き餃子)

招牌鍋貼(はね付き餃子)【明月湯包】
はね付き餃子、はねはパリパリで1枚にくっついているものを切ってサーブしてもらえる。

豆苗蝦仁(豆苗とえびの炒め物)

豆苗蝦仁(豆苗とえびの炒め物)【鼎泰豊】
あまりみない豆苗と新鮮なエビの料理。豆苗は歯ごたえがありしゃきしゃきとしておいしい。

酸辣湯(お酢と香辛料のスープ)

酸辣湯(お酢と香辛料のスープ)濟南鮮湯包】
酢の酸味と唐辛子と胡椒がよく効いた中華スープ。

排骨蛋炒飯(豚のトンカツ乗せチャーハン)

排骨蛋炒飯(豚のトンカツ乗せチャーハン)【京鼎樓】
台湾風、豚のトンカツが乗っているチャーハン。ボリュームたっぷり。

京鼎樓

京鼎樓座席

あちこちから注文の声が上がる。

京鼎樓調理場

プロの手さばき、素早くつくられる小籠包。

京鼎樓小籠包

熱々の蒸籠、美味しそうな匂い。

インフォメーション

京鼎樓外観

「鼎泰豊」で修業をしたシェフが作った小籠包と伝統料理、店のオリジナル創作料理も味わいたい。京鼎樓でオススメなのは、一回り小さい小籠包を金色のスープにつけて食べる小籠湯包と、皮が緑でふわっとお茶の香りを感じる烏龍茶小籠包。エビと卵のチャーハンもパラパラでおいしい。
オーダーをとってから作るので、席で待つ時間は10~15分です。座席数40席くらい、予約をすれば待たずに入れて安心。

京鼎樓(ジンディンロウ)

住所:台北市中山區長春路47號

最寄駅:MRT中山駅
電話:02-2523-6639
営業時間:11:00~14:30、17:00~深夜0:00(ラストオーダー23:40)
定休日:旧正月前後
スタッフ言語:日本語メニューあり
平均予算:300~400元
総席数:130席
支払:カード、日本円
主な取扱商品:上海料理|飲茶・点心|麺
交通:MRT淡水線「中山」駅下車、徒歩約10分
http://jin-din-rou.net/

杭州小籠湯包

杭州小籠湯包座席

多くのお客さんでにぎわう店内。

杭州小籠湯包前菜

前菜(有料)も種類が多く、美味しそう。

杭州小籠湯包はセルフサービス

このお店は生姜と醤油はセルフサービスです。

インフォメーション

杭州小籠湯包

美味しくてリーズナブル、お客さんが切れない人気の小籠包店。日本人客もよく訪れる杭州小籠湯包は、小籠包、へちまの小籠包、焼き餃子、エビ餃子が日本人が好んで頼むメニュー。お店のおすすめは野菜入り蒸し餃子と牛肉の巻きダービン。食事タイムは並ぶこともありますが、だいたい15分程度の待ちになるそう。予約NGなので、のんびり待ちましょう。

杭州小籠湯包(ハンジョウシャオロンタンバオ)

住所:台北市杭州南路2段17号

最寄駅:MRT東門駅
電話:02-2393-1757
営業時間:11:00~22:00(ラストオーダー21:45)
定休日:旧正月(1週間程度)
スタッフ言語:英語少しOK、日本語メニューあり
平均予算:160~200元
総席数:106席
支払:台湾元のみ
主な取扱商品:飲茶・点心|麺
交通:MRT東門駅から徒歩10分

明月湯包

明月湯包座席

店内は25席程度、支店がすぐ近くにあります。

明月湯包料理

鳥肉のスープは小籠包とセットで頂くことが多い。野菜好きにはしっかり野菜メニューも。

明月湯包はね付き餃子

はね付き餃子のはねは切り分けてもらえます。

インフォメーション

明月湯包

街の食堂風の小さめの店舗ですが、あっさりとした中にもこだわりが感じられる飽きの来ない風味。近隣(斜め後ろ辺り)に支店も出来、混雑しても待ち時間が少なくなりました。専門店の多い台湾の小籠包屋さんでは珍しく、餃子も提供しておりこちらもおすすめ。日本語はNGですが、日本語メニューはありますので指差しで注文可能。台湾の庶民的な味を楽しみたい方に、是非お勧めしたい小籠包です。

明月湯包 (ミンユエタンバオ)

住所:【本店】台北市基隆路二段162-4号、【支店】台北市通化街171巷40号

最寄駅:MRT信義安和駅、MRT六張犁駅
電話:02-2393-1757
営業時間:11:00~14:00、17:00~20:30
定休日:旧正月前後、本店のみ月曜定休
スタッフ言語:日本語メニューあり
平均予算:250元
総席数:25席
支払:台湾元のみ
主な取扱商品:飲茶・点心
交通:MRT信義安和駅4番出口徒歩13分、MRT六張犁駅、徒歩15分

鼎泰豊

鼎泰豊小籠包調理

鮮やかな手つきで、次々つくられていく小籠包。

鼎泰豊スタッフ

スタッフの旨にある国旗ピンバッチは、喋れる言語を示しています。

鼎泰豊入り口

大混雑の入り口付近。

インフォメーション

鼎泰豊

台湾の小籠包を世界的に知らしめた有名店、鼎泰豊。日本にも支店がありますが、やはり本場台湾で味わいたいところ。有名店らしく、毎日入口は混雑しており、平均30分程度並ぶのは必須です。予約も可能ですが、席のリザーブではなく空き次第優先的に入れるため、15分程度の待ち時間をみておきましょう。もっとも混雑する時間は、11:30~13:30と17:30~20:30あたりなので、ずらしていくのがベターです。

鼎泰豊(ディンタイフォン)

住所:台北市信義路二段194号

最寄駅:MRT東門駅
電話:02-2321-8927、02-2321-8928
営業時間:10:00~21:00(月~金) 土日、祝日は、9:00~21:00
定休日:旧正月前後
スタッフ言語:日本語、英語OK、日本人常駐(日本語OKのスタッフは日本国旗マークのピンバッチを胸につけています)
平均予算:400元
総席数:330席
支払:台湾元、日本円、米ドル
主な取扱商品:飲茶・点心、麺
交通:MRT東門駅5番出口、徒歩2分程度

濟南鮮湯包

濟南鮮湯包座席

一階と地下のフロアがある。食事時にはあっという間に満席に。

濟南鮮湯包料理

小皿のおかずも種類豊富。色とりどりで美味しそう。

濟南鮮湯包調理場

次々と包まれていく小籠包。

インフォメーション

濟南鮮湯包

皮はとても薄く、持ち上げても破れないのが特徴。お店の一番のおすすめはへちまとエビの小籠包、牛肉の巻餅、パリパリ餃子、シラスチャーハン。どれもとても人気のメニューです。小皿料理も種類豊富。料理のメニューは上海風だそう。豚の角煮バーガーの角煮はとろとろ角煮。小籠包は注文してから包みだすため少し時間がかかりますが、鮮度が高く出来たての小籠包が頂けます。地元の人だけではなく、日本人もよく訪れる人気店です。

濟南鮮湯包 (ジーナンシェンタンバオ)

住所:台北市濟南路三段20号

最寄駅:MRT忠孝新生駅
電話:02-8773-7596
営業時間:11:00~14:00、17:00~20:30
定休日:不定休、休みは一週間前くらいに店頭に張り出します
スタッフ言語:簡単な注文程度の日本語はOK
平均予算:昼250元、夜250元~300元
総席数:64席
支払:台湾元のみ
主な取扱商品:飲茶・点心、麺
交通:MRT忠孝新生駅6番出口、徒歩5~6分

※2014年4月現在の情報です、現地事情により内容が異なる場合がございますので、ご了承ください

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