台湾で九份観光!営業時間やツアー情報をチェック

九份

レトロな台湾を味わうことができる レトロでフォトジェニックな街 九份(きゅうふん)で、情緒豊かな台湾を堪能

台湾旅行で日帰り観光スポットとして台北随一の九份(きゅうふん)。30年前に閉山した廃坑が、大ヒット映画のロケ地となったことで、その状況は一変。今や若者や観光客がたくさん集まる台湾でも注目のエリア。台湾情緒溢れる街並やB級グルメなど、1日中遊べるディープな場所です。階段に赤を基調とした提灯が灯り、どこかノスタルジックな風情を感じられるナイト九ふんの人気現地プランは一見の価値あり。九ふんは暗くなる時間から観光客が混み合うので、あえてライトアップの時間を外してゆったり見て回れるお昼の九ふんもおすすめです。高台から臨む夕方の基隆湾は絶景です。

レトロでフォトジェニックな台湾、九份

九份の夜景

大ヒット台湾映画のロケ地となり大ブレイク!

北部台湾・瑞芳鎮にある九份は山あいの町。1880年、清の時代に金鉱が発見。一獲千金を狙う人たちであふれつつ、日本統治時代に最盛期を迎え、隆盛を極めた台湾随一の鉱山街でした。しかし主要鉱物の金と石炭の生産量はその後減り続け、1971年に閉山、九份は衰退の道をたどります。ちなみに、その昔は暮らす人がわずか9世帯で道がなく、すべての物資は水路を使って九份まで運搬。当時は何でも“9世帯分”の物資を調達していたのが、九份の名前の由来だとか。そんな中、台湾旅行で九份が台北随一の日帰りスポットとなる契機となったのが、ベネチア映画祭でも金獅子賞を獲得した侯孝賢監督の台湾映画「悲情城市」ロケ地となったこと。九份は再び脚光を浴び、90年代はノスタルジックな風景に魅せられた若者が各地から九份に訪れるようになり、商店街はにぎわい、レトロ調の茶芸館やカフェなども増加。今では都会を離れた気分を味わえる民宿が多数オープンするなど、九份は昔のような活気を取り戻しつつあります。

九份のちょうちん

一部が黄金博物園区として自治体により整備された散歩ルートになっています。階段が多い九份の街中には日本家屋風の宿舎も。

台湾料理の芋仔蕃薯

日本語が堪能な名物おばあちゃんに会える、台湾料理の芋仔蕃薯。九份の鉱山をイメージにした入り口で、台湾田舎料理と絶景のお店。

九份名物のピータンはお土産にも良し

ぜひ台湾・九份観光の際にお土産にしたいのが、漢方で煮た黄金色に輝く皮蛋(ピータン)。食べ歩きにも◎。

阿妹茶酒館

阿妹茶酒館

手作りの点心がオススメの茶芸館・阿妹茶酒館は、九份の階段通りメインストリートに位置。台湾映画「悲情城市」の舞台になったところなので、台湾旅行のガイドブックなどで一度はご覧になった方も多いはず。階段の両側にはレトロな雰囲気の茶芸館やレストランが軒を連ね、店の看板が賑やかに見えてきます。階段の中腹あたりには昔の映画館の跡や日本時代の民家を利用した商店などもあり、どこか懐かしい風情。レトロ調の店内にはセピア色の写真や日本統治時代の台湾で使われていた生活用具の骨董品が置かれており、台湾情緒漂ういい雰囲気。おまけに山の中腹に位置しているので眺めも抜群です。オススメは台湾各地のお茶やお茶菓子、それに手作りの点心。またアルコールもいただけるので、九份の夜景を楽しむ一時にもオススメです。

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インフォメーション

九份の景色

阿妹茶酒館へは瑞芳からバスで旧道駅下車。メイン通りの入り口はセブンイレブンが目印。脇の道を入っていき15分ほどのところにあります。石段を下りていき、広場の手前の左手。有名なお店なので迷ったら道行く人々に声をかければすぐ。

九份/阿妹茶酒館(アーメイツァージョウグアン)

住所:新北瑞芳鎮崇文里市下巷20号

電話:02-24960833
日本語:可(オーナーが日本語対応可能)
定休日:年中無休
営業時間:8:30~深夜2:30
交通:九份までの交通
(1)台北駅から台湾鉄道で瑞芳まで約45分
瑞芳から九份までバスで20分程
(2)MRT忠孝復興駅からバスで1時間強、旧道下車
・九份から阿妹茶酒館は徒歩15分程

※2014年4月現在の情報です、現地事情により内容が異なる場合がございますので、ご了承ください

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